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コーヒー豆

アフリカ・中東産のコーヒー豆

更新日:

コーヒー豆といえば、中南米が主要生産地ですが、コーヒーの発祥地はエチオピアです。

エチオピアは、生産量ではブラジルに大きく水をあけられていますが、生産量は世界第5位で、伝統をしっかりと受け継いでいます。

日本で有名なのが、イエメンとエチオピアの「モカ」です。

アフリカは小規模な農園が中心ですが、最近は品種の改良や洗練された加工によって品質の高い豆の生産が増えています。

しかし、新興勢力のルワンダとマラウイなどを加え、スペシャルティコーヒーの一大生産地になりつつあります。

 

イエメン

歌にも歌われた「モカマタリ」

アラビア半島の西側に位置するイエメンは、エチオピアに次いで古くからコーヒーが栽培されている国です。

呼び方

イエメンとエチオピアで生産されるコーヒーは、かつてイエメンにあった積み出し港「モカ港」にちなんで「モカ」と呼ばれています。

ちなみに、流行歌の歌詞にもなった「モカマタリ」は、イエメンの代表的なコーヒーです。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

非水洗式アラビカ

フルーティーな甘い香りと柔らかな酸味とコク

イエメンの代表的なコーヒー豆

【モカマタリ】野性味あふれるモカ

「モカ」とはその昔、ヨーロッパにコーヒー豆を出荷するための港として栄えたイエメンの港の名前です。

ここで出荷されるイエメンとエチオピア産の豆をモカと呼んでいます。

中でもイエメン産のモカマタリは野性味という表現がぴったりの個性的な酸味と香りで、世界中で愛されています。

モカマタリの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦味
コク

エチオピア

コーヒー発祥の地

コーヒーの木が発見された国。

高原でコーヒーの実を食べて興奮しているヤギを見て、ヤギ飼いカルディがその実を食べてみたと言う説話が伝わっています。

このエチオピアを起点として、世界中の生産国へとコーヒー栽培が伝播していきました。

呼び方

エチオピアとイエメンで生産されるコーヒーは、かつてイエメンにあった積み出し港「モカ港」にちなんで「モカ」と呼ばれています。

エチオピア産のモカはアフリカコーヒーの代表的存在になっています。

店頭では「モカ ハラー」「モカ シダモ」などの生産地区の名前、「モカ G-1」など、格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

非水洗式アラビカ

フルーティーな甘い香りと柔らかな酸味とコク

水洗式アラビカ

しっかりした酸味とコク、芳酵で重厚な風味

エチオピアの代表的なコーヒー豆

【グジ】近年注目を集める地域

エチオピアのシダモ州グジ地区で栽培されるコーヒー豆は、従来シダモエリアのコーヒーとして出荷されていました。

近年品質の高さが評価され、グジ地区単独で取引されるようになり、さらに高品質のコーヒーになりました。

やわらかな酸味、紅茶のような香りが特徴です。

グジの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦味
コク

【モカイルガチェフ】最適な環境で栽培

森と湖に囲まれた標高2000mに位置するイルガチェフェ村。

この村で栽培されているモカイルガチェフェは、かたくなに守り続けられる製法と質へのこだわりにより、年間生産量が非常に少ない貴重な豆です。

口いっぱいに広がる素晴らしい甘みとクリーンな後味が、高い評価を得ています。

モカイルガチェフェの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦味
コク

コートジボワール

世界屈指のロブスタの産地

西アフリカのギニア湾に面した共和国で、かつて象牙の輸出がさかんだったことから「象牙海岸」を意味するフランス語「コートジボワール」(英語でアイボリー・コースト)という国名に。

コーヒーの栽培は国の主要産業にもなっています。

呼び方

「アイボリー ロブスタ」などと呼ばれて流通していますが、単品で飲まれることは少なく、ブレンド用やインスタントコーヒーの原料などに使われるため、店頭に並ぶこともほとんどありません。

栽培品種

カネフォラ種ロブスタ

香味の特徴

非水洗式カネフォラ

柔らかな苦味と独特の香ばしさ

ケニア

赤道直下の生産国

野生の王国、サファリなどで名が知られているケニアも、アフリカ有数のコーヒー生産国です。

コーヒーは古くから栽培され、主要産業のひとつになっています。

呼び方

一般的に「ケニア」と呼ばれています。

店頭では「ケニア AA」など、格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

水洗式アラビカ

しっかりした酸味とコク、芳酵で重厚な風味

ケニアの代表的なコーヒー豆

マサイAA 苦味を抑えた味わい

ケニアのコーヒーの栽培は19世紀の終わりに始まりました。

マサイは、標高1600~2000mにあるリキニャガ地区で収穫された高品質の豆を、丁寧にブレンドして作り上げたコーヒーです。

上品な酸味と甘み、心地よい渋みも感じる、飲みごたえのある味わいです。

マサイAAの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 深煎り
(フルシティーロースト~イタリアンロースト)
香り
酸味
甘み
苦味
コク

タンザニア

アフリカ最高峰が生んだコーヒー

アフリカ東部に位置するタンザニア。

かつては、国の北東部にあるアフリカ最高峰「キリマンジァロ」の斜面で栽培されていたため、「キリマンジァロ」の名称で呼ばれていました。

現在では、タンザニア産のアラビカ豆すべてを「キリマンジァロ」と呼びます。

呼び方

タンザニア産のアラビカ豆すべてを、一般的には「キリマンジァロ」、取引上は「タンザニア」と呼んでいます。

また「キリマンジァロ AA」など格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種/カネフォラ種ロブスタ(主にアラビカ種)

香味の特徴

水洗式アラビカ

しっかりした酸味とコク、芳酵で重厚な風味

タンザニアの代表的なコーヒー

マチャレAA アフリカの先進農園が生産

タンザニア北部のモシ地区に広がる、標高1400~1550mというキリマンジャロ山麓でも最も高い地域で栽培されています。

マチャレ農園はアフリカの先進的な農園として知られ、自然環境の保全や労働環境の整備に取り組み、アフリカ初のレインフォレスト認証を取得した農園です。

マチャレAAの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(シティーロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦味
コク

アフリカのコーヒー豆は艶っぽさのある個性的な味が多い

コーヒー先進諸国・中南米の洗練されたテイストに比べて、アフリカのコーヒーは個性的なものが多く、「艶っぽい」と表現する人もいます。

モカ、キリマンジャロに代表されるようにそれぞれ濃厚なコク、キレのある酸味といった特徴がわかりやすいからかもしれません。

最近は、品質にこだわったスペシャルティコーヒーの銘柄も増え、農園ごとに特徴的で洗練された豆が多くなり、以前のようにはっきりとした輪郭はつかみづらくなっています。

それでも、魅惑的なアロマなど、どこかグラマーさが残るのがアフリカ産の豆です。

日本ではまだ知名度・人気共にマイナーなため「自分好みのコーヒー」として知られざる銘柄を探すのも楽しいかもしれませんね。

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おいしい珈琲 編集長 モリシゲ

味のことなんて気にせずに飲んでいたインスタントコーヒー。 それが職場に設置されたバリスタで淹れたコーヒーを飲んで一変。 「インスタントコーヒーなのにこんなに美味しくなるなんて!なぜ?」 そして50歳の誕生日に自腹で買ったバリスタ。 名前を「バリリン」とつけた。 このことがきっかけでコーヒーにハマることに・・・。

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