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コーヒー豆

中米・カリブ海産のコーヒー豆

更新日:

中米・カリブ海諸国は国土が狭く、1か国ごとのコーヒー生産シェアはトップのホンジュラスでも4%にすぎません。

しかし、エリア全体のシェアを総計すると世界の25%以上を占める一大生産エリアです。

赤道が近いため暑いイメージがありますが、沿岸部以外は高原や山岳が多く、寒暖差が大きいため、コーヒー豆の栽培には適しています。

中米では南米に比べると大規模農園は少数で、小規模な農園が中心です。

農園ごとにバラエティ豊かなテイストを持っています。

ファッションでいえば、南米が百貨店、中米・カリブ海諸国はセレクトショップというところです。

ジャマイカ

バランスの良さは日本人好み?

カリブ海に浮かぶ島国ジャマイカの東側に連なるブルーマウンテン山脈には、「ブルーマウンテンエリア」と呼ばれる良質なコーヒーが栽培される地域があります。

他の生産国のコーヒーは麻袋に詰めて出荷されますが、「ブルーマウンテン」は、樽詰めで出荷されます。

呼び方

国内基準が決めたブルーマウンテンエリアで栽培されたコーヒーだけが「ブルーマウンテン」と呼ばれます。

「ブルーマウンテン No.1」など格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

そのほかの地域で栽培されたコーヒーは「ハイマウンテン」などと表記されて流通します。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

水洗式アラビカ

香り、酸味、コクのバランスがとれた軽やかな風味

樽で出荷されるブルーマウンテンコーヒー

ジャマイカの代表的なコーヒー豆

ブルーマウンテン№1

コーヒー豆の大半は麻の袋に入って輸入されますが、唯一、木製の樽に入り、証明書までついて輸送されてくる最高級のコーヒーです。

その中でも大粒の豆だけを集めたものがこのブルーマウンテン№1です。

気品あふれる香り、なめらかなコク、しっとりとした甘みと、すべてが最上級です。

ブルーマウンテン№1の詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り
(ミディアムロースト~ハイロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

メキシコ

ラテンアメリカ最北端の生産国

メキシコでコーヒー栽培が始まったのは1790年のこと。

今では、国別生産量で常にトップ10入りする生産国に成長しています。

呼び方

一般的には「メキシコ」と呼ばれています。

「メキシコ AL(アルツーラ)」など格付けを表す等級と一緒に表記されることも。

栽培品種

アラビカ種/カネフォラ種ロブスタ(主にアラビカ種)

香味の特徴

アラビカ

甘い香りとすっきりした酸味、爽やかな後味

グアテマラ

マヤ文明の栄えた地から

グアテマラのコーヒーは、その多くが山脈の斜面で栽培されています。

また栽培している地域によって気候条件も様々で、バラエティに富んだ味わいのコーヒーを生産している国でもあります。

呼び方

一般的には「グアテマラ(ガテマラ)」と呼ばれています。

「グアテマラ アンティグア」などの地域名や、「グアテマラ SHB」などの格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

水洗式アラビカ

甘い香りとすっきりした酸味、爽やかな後味

グアテマラの代表的なコーヒー豆

グアテマラ・ラ・ボルサ

ウエウエテナンゴ高地にあるスペインの名門貴族・アギレ家が開いたラ・ボルサ農園で収穫された豆です。

農園内には豊富な水源があり、丹念に水洗いされて豊かな陽光で天日干しされた豆の味は、クセが少なく上品です。

2002年度カップ・オブ・エクセレンス第2位に輝いた高品質の豆です。

グアテマラ・ラ・ボルサの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(シティロースト~フレンチロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

ホンジュラス

中米の名産地のひとつ

標高による温度差が激しいため、コーヒー栽培には最適の環境を備えています。

東西にのびる2000メートル級の山脈沿いにコーヒー産地が集中しています。

呼び方

一般的には「ホンジュラス」と呼ばれています。

「ホンジュラス SHG」など格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

水洗式アラビカ

甘い香りとすっきりした酸味、爽やかな後味

エルサルバドル

中米一の小国で育つコーヒー

エルサルバドルでは、主に高原や山岳地帯の斜面で栽培されています。

呼び方

一般的には「エルサルバドル」と呼ばれています。

「エルサルバドル SHG」のように格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

水洗式アラビカ

甘い香りとすっきりした酸味、爽やかな後味

エルサルバドルの代表的なコーヒー豆

ラス・ヴィクトリアス・オレンジ・ブルボン

ラス・ヴィクトリアス農園は、中米でも早い、1800年代後半からコーヒーの栽培を手がけてきた農園です。

オレンジブルボンは約100年前に突然変異で生まれた希少な品種です。

爽やかな酸味、ヘーゼルナッツのような香ばしい甘みが特徴です。

ラス・ヴィクトリアス・オレンジ・ブルボンの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り
(ハイロースト~シティロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

コスタリカ

美しい自然が育むコーヒー

スペイン語で「豊かな海岸」を意味する国名どおり、東はカリブ海、西は太平洋に面しています。

主に、首都を中心にした山間盆地と、それを取り囲む4つの火山山麓で栽培されています。

呼び方

一般的には「コスタリカ」と呼ばれています。

「コスタリカ SHB」など格付けを表す等級と一緒に表記されていることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

アラビカ種

透明感のある明るい酸味と長く続く甘い余韻

コスタリカの代表的なコーヒー豆

ブルーマス・レッドハニー

コスタリカのコーヒー生産の中心地、セントラルバレーで主にマイクロミルという精製処理施設で作られる豆です。

小ロットで丁寧に栽培・精製しています。

レッドハニーは製法の名称で、コスタリカ特有の程よい酸味、果実的な甘み、ミルクのようななめらかな口当たりが特徴です。

ブルーマス・レッドハニーの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り
(ハイロースト~シティロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

 

サンガブリエル・ナチュラル

サンガブリエル農園は、コスタリカのコーヒー発祥地、セントラルバレーのトレバレス山麓が広がる地域にあります。

昼夜で気温が大きく変わる寒暖差が実を凝縮させ、海からの乾燥した風が甘みを引き出すという、コーヒー栽培に適した気候を生かして、高品質の豆を生産しています。

サンガブリエル・ナチュラルの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

バラエティ豊かな中米諸国、香り高いカリブ海。

中米諸国は農園ごとにバラエティに富んでいるのであくまでも目安程度ですが、酸味と香りのバランスがよいのがコスタリカとグアテマラです。

やわらかな味わいなのはメキシコで、苦みが抑え気味のものが多いようです。

コクと甘みがしっかりしているのがエルサルバドル。

ホンジュラスはクリーンなボディとまろやかな酸味が特徴です。

カリブ海のジャマイカは「ブルーマウンテン」の銘柄に代表されるように香り高く、まろやかで繊細な口当たりが特徴です。

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おいしい珈琲 編集長 モリシゲ

味のことなんて気にせずに飲んでいたインスタントコーヒー。 それが職場に設置されたバリスタで淹れたコーヒーを飲んで一変。 「インスタントコーヒーなのにこんなに美味しくなるなんて!なぜ?」 そして50歳の誕生日に自腹で買ったバリスタ。 名前を「バリリン」とつけた。 このことがきっかけでコーヒーにハマることに・・・。

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