自分好みの美味しい家淹れコーヒーの愉しみ方

おいしい珈琲

コーヒーの淹れ方

【ドリップコーヒー・コーヒーメーカー】のおいしい淹れ方

更新日:

手動と電動の違いはあれど、家で手間なく気軽にコーヒーが楽しめるのが、ドリップコーヒーとコーヒーメーカー。

レギュラーコーヒーの入門としては、最適な淹れ方です。

ドリップコーヒーはレギュラーコーヒーの味を見極める練習になりますし、コーヒーメーカは安定した抽出ができるので、オリジナルブレンドの試作に活用できます。

そんなドリップコーヒーのさらにおいしくなる淹れ方、コーヒーメーカーの種類と使うときのポイントをお伝えします。

 

ドリップタイプ(一杯抽出)

hiroshi nomuraさんによる写真ACからの写真

一杯分だけおいしく作りたい時に便利な「ドリップタイプ」は、ドリッパーやサーバーなどの器具は必要ありません。

カップに直接セットしてお湯を注ぐだけで、簡単にレギュラーコーヒーを楽しめます。

紙製のドリッパーには、あらかじめ一杯分の量のコーヒーが入っています。

ドリップタイプのおいしい淹れ方

ドリップバッグのコーヒーを美味しく入れるコツは3つ。

  1. お湯の量を計ること
  2. 最初に20~30秒間蒸らすこと

たったもこれだけです。

❶お湯の量はコーヒー粉の約15倍

コーヒー粉とお湯の量は、1:15 が理想です。

ドリップバッグには、約6~10グラムのコーヒー粉が入っています。

たとえば、内容量6gのドリップバッグならお湯の量は90cc、10gのドリップバッグなら150ccといった具合です。

濃い味が好き、薄い味が好きなど好みがある場合は1:15を基準にして加減してください。

 

❷蒸らす時間は20~30秒

コーヒー粉にいきなりたくさんのお湯を注いでも、上手く抽出されません。

コーヒー粉の構造は、ミクロの穴がたくさん空いているため、まずはそこにじっくりとお湯を染みわたらせるように注ぎます。

この染みわたらせる行為が「蒸らす」ということです。

時間の目安は20~30秒で、注ぐお湯の目安量はだいたい20〜30cc。

大事なのは、全体がしっかり湿るように注ぐことです。

乾いている箇所が残らないように素早く注ぎましょう。

 

ドリップバッグでコーヒーを淹れる手順

ペーパードリッパーは、パッケージの書いてある組み立て方に従い、正しくしっかりとコーヒーカップにセットします。

step
1
フィルターを開く。

ドリッパーの上部のフィルターを左右につまんで開きます。

step
2
ドリッパーを固定する。

左右にある「押す」と書かれた部分を内側に押し込み固定します。

step
3
カップにセットする。

ドリッパー底部の「カップの内側に差し込む」をカップの内側にしてセットします。

step
4
お湯を注ぐ。

一気に注がず、少量のお湯を含ませ、20~30秒くらい置いて蒸らした後2~3回に分けて残りのお湯を注ぎます(1杯分の目安は粉の量の15倍です)。

ポイント

この「蒸らし」が、おいしさを引き出すポイントです。

もちろん、通常のペーパードリップのように

  • 使うカップはあらかじめ温めておく。
  • 汲みたて、沸かしたてのお湯を使う。
    (適温は95℃前後)
  • ペーパーフィルターにお湯をかけない。

なども心がければ、よりおいしい一杯が楽しめます。

注意ポイント

カップを持ちながらお湯を注ぐと、ドリッパーが倒れ、火傷する恐れがありますのでおやめください。

 

フックタイプとコーヒーバッグ

一杯抽出タイプには他にも、カップに吊り下げた状態で抽出する「フックタイプ」、お湯を注いだカップに入れて、揺らすだけで抽出できる「コーヒーバッグ」があります。

フックタイプ

フックタイプ

コーヒーバッグ

コーヒーバッグ

 

 

 

コーヒーメーカー

スイッチを入れるだけで好みの杯数を淹れられるコーヒーメーカーは、シングルサーブから業務用まで多種多様です。

コーヒーメーカーのメリットといえば、一度に大人数分のコーヒーを淹れられることと、保温しておくことができる点です。

コーヒーメーカーのサーバーには大きく「ガラスタイプ」と「魔法瓶タイプ」の2種類があります。

「魔法瓶タイプ」ならコーヒーが煮詰まることなく、なおかつ酸化を抑えてくれるので、時間がたっても味がそれほど劣化しません。

また、アイスコーヒーを作るときにも便利です。

アイスコーヒーは冷蔵庫で2日くらいなら保存できるので、一度に仕込んでおけば手間が省けます。

コーヒーメーカーのいろいろな機能

ほとんどのコーヒーメーカーは、タンクに入れた水をボタンひとつで急速沸騰させ短時間で抽出します。

機種によっては「浄水機能」「ミル(豆から挽く)機能」「蒸らし機能」など高機能なタイプもあります。

「蒸らし」は抽出において大切な工程のひとつですので、よりおいしさを引き出すための機能がついたものは注目しておきたいところです。

 

コーヒーメーカーの種類

コーヒーメーカーの種類は淹れ方によって大きく4つの種類があります。

  1. ドリップ式
  2. カプセル式
  3. エスプレッソマシン
  4. サイフォン式

❶ドリップ式のコーヒーメーカー

ドリップ式のコーヒーメーカーは「コーヒーメーカーといえばドリップ式」というくらい普及率が高く、家庭用はもちろんオフィスでもよく使われています。

ドリップ式でよくあるフィルターのタイプは、使い捨てのペーパーフィルター型と、金属製などのメッシュフィルター型です。

フィルターに人数分の挽いたコーヒー粉と水をセットしスイッチを入れれば、コーヒーが入れられ、構造が簡単なため誰にでも扱いやすく人気です。

ただ、ペーパーフィルターを別に用意したり、使用済みフィルターを捨てたり、またはメッシュフィルターの清掃のなどの手間がかかります。

保温時間が長いとコーヒーの味が落ちるので、忙しい朝など、すぐに飲まないなら、コーヒーを受けるサーバーはガラスタイプではなく魔法瓶タイプを選ぶといいですよ。

最近では、コーヒー豆を挽くミル付きのコーヒーメーカーもあります。

コーヒー豆から、スタートできるので、コーヒー粉の酸化を気にすることがないので、より美味しいコーヒーが楽しめます。

 

❷カプセル式のコーヒーメーカー

カプセル式のコーヒーメーカーは、一杯分の粉が詰まったカプセルをコーヒーメーカーにセットして、ボタン1つでコーヒーが抽出されます。

コーヒー粉の分量を量る手間がなく、コーヒーが味わえ、お手入れも簡単な手軽さが受けています。

メーカーによってカプセルの形が違い、汎用的に使えないのがデメリットです。

メーカーによってカプセルの価格や味、ドリンクメニューに違いがあるので、カプセルの値段やメーカーが取り扱っているコーヒーの風味、メニュー内容を購入前に確かめておかないと失敗するかもしれません。

コーヒー以外にも、その時の気分次第で抹茶や緑茶、紅茶などのいろいろなメニューが楽しめるカプセルも用意されていることが多いです。

 

❸エスプレッソマシンのコーヒーメーカー

エスプレッソマシンは、細かく深入りしたコーヒー豆を短時間に高圧で抽出を行う機器です。

圧力をかけるためのポンプが内蔵されているので、大型で動作音も大きく、価格も高いのが難点です。

エスプレッソマシンの取扱いに慣れるまで少々時間がかかり、使用後のお手入れもなにかと手間がかかります。

しかし、お店でしか飲めなかったエスプレッソを、いつでも飲めるという嬉しさは何物にも代えがたいものではないでしょうか。

カフェのような美味しいエスプレッソやラテを自宅で気軽に味わえるという、毎日の楽しみがひとつ増えること間違いありません。

 

❹サイフォン式のコーヒーメーカー

サイフォン式コーヒーメーカーは、コーヒー専門店でよく見かける耐熱ガラス製の2つのフラスコ型の抽出器具を電動にしたものです。

サイフォン式の抽出方法は、コーヒー専門店で採用されているだけあって、コーヒーにこだわる人からの支持が高いです。

コーヒー粉を手動で入れる方式を取り、入念な手入れも必要なため、手間ひまが非常にかかるというデメリットがあります。

抽出にブレが少なく、一般的なドリップ式に比べて美味しいと感じる方が多い上、抽出時間や火力などを微調整できるので、自分好みのコーヒーを入れたい初心者にオススメです。

コーヒーを入れる工程をみんなで楽しめる演出効果があり、イベントやパーティの一場面としても使えそうですね。

 

コーヒーメーカーは自分好みのコーヒーを見つけるのにも便利

個人的にメリットに感じていることですが、コーヒーメーカーは「自分好みのコーヒー」を見つける際に便利です。

コーヒーメーカーの注湯は、人が手で行うよりも正確で一定です。

「豆の種類」「豆の挽き具合」「水の分量」などを変えて味の違いを試したいときは、注湯を一定に保ってくれるコーヒーメーカーほど便利なものはありません。

とくに、初心者の方で、コーヒーの淹れ方が未熟な方は、最初はコーヒーメーカーに頼って、「自分好みの味」を固めたあとに、いろいろな淹れ方にチャレンジするといいですよ。

また、アレンジコーヒーを試作するときなども重宝します。

 

コーヒーメーカー使うときのポイント

  1. 新鮮なコーヒー、新鮮な水を使うこと。
  2. 調整可能な範囲で自分の好みの味にコーヒーや水の量を加減してみる。
  3. 飲む分量だけ淹れるようにして、保温プレートでコーヒーを煮詰まらせないこと。
  4. 次に抽出するときの味に悪影響が出ないよう、使用後は部品をきれいに洗い、コーヒーかすや抽出液を残さないこと。

 

 

まとめ

ドリップコーヒーは、レギュラーコーヒーの味を知る入門として最適の淹れ方です。

ドリップコーヒー難しいブレンドや抽出のことを考えなくても、それぞれのコーヒーの味を確認できます。

また、コーヒーメーカーは機械が抽出するので、抽出テクニックがいりません。

その分、安定した味になるので、オリジナルブレンドの試作に最適。

これからコーヒーを始める方はレギュラーコーヒーの入門として最適な淹れ方です。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
  • この記事を書いた人

おいしい珈琲 編集長 モリシゲ

味のことなんて気にせずに飲んでいたインスタントコーヒー。 それが職場に設置されたバリスタで淹れたコーヒーを飲んで一変。 「インスタントコーヒーなのにこんなに美味しくなるなんて!なぜ?」 そして50歳の誕生日に自腹で買ったバリスタ。 名前を「バリリン」とつけた。 このことがきっかけでコーヒーにハマることに・・・。

-コーヒーの淹れ方

Copyright© おいしい珈琲 , 2019 All Rights Reserved.