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コーヒー豆

南米産のコーヒー豆

更新日:

南米は世界のアラビカ種のコーヒー生産の過半数以上を占めています。

生産量1位のブラジル、2位のコロンビアに加えて、ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、ペルーなどでも生産されています。

高品質の豆といえば、やはりブラジルとコロンビアが筆頭です。

大規模農場で中程度の品質の商業的な豆を生産している地域も多いのですが、小規模ながらこだわった生産をしている農園も多数あります。

その多様性は、さすがにコーヒー王国といわれる2か国です。

ブラジルだけでも「スペシャルティコーヒー」と呼ばれるランクの豆を生産する農場が40以上あるといわれるほどです。

コロンビアは大規模農園が多いブラジルと比べると5ha未満の小規模な農園が多く、全体の3分の1を占めるといわれています。

コロンビアもスペシャルランクの豆が多く栽培されています。

コロンビア

農園ではラバもお手伝い

南米ではブラジルに次いで第2位の国別生産量を誇るコロンビア。

コーヒーの商業取引上の分類であるマイルドコーヒーの代名詞としても知られています。

国土の大半が山岳高原地帯で、収穫したコーヒーの運搬にはラバが使われることも。

呼び方

一般的には「コロンビア」と呼ばれています。

「コロンビア メデリン」などの地域名や、「コロンビア スプレモ」など格付けを表す等級と一緒に表記されることも。

栽培品種

アラビカ種

香味の特徴

水洗式アラビカ

甘い香りとしっかりした酸味とコク、重厚な風味

コロンビアの代表的なコーヒー豆

コロンビア・スプレモ・ナリーニョ

エクアドルとの国境近くに位置するナリーニョ地区で栽培されています。

アンデス山脈の澄んだ水を利用しているため、きわめてクリアでまろやかなテイストのスプレモ(大粒)豆です。

苦みと酸味のバランスが非常によく、甘みがより強く感じられるのが特徴です。

コロンビア・スプレモ・ナリーニョの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(シティロースト~フレンチロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

 

コロンビア・ナランホ

小規模生産を貫き、味にこだわるナランホ農園。

ナランホとはスペイン語でオレンジの意味で、そのイメージどおり上品で華やかな酸味としっかりした甘みが感じられます。

2009年米国スペシャルティコーヒー協会(SCAA)のコンテストで1位に輝いたお墨付きの豆です。

コロンビア・ナランホの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(シティロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

 

エメラルドマウンテン

エメラルドと冠することが許されるのは。FNC(コロンビア国立生産者連合会)の厳しい審査を通過したごくわずかなものです。

量が非常に少ない、まさに宝石のようなコーヒー豆です。

なめらかさに秀でたマイルドコーヒーの極みともいうべき比類なき香りを持つ清楚で、高貴な味わいです。

エメラルドマウンテンの詳細
グレード スペシャルティコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

ブラジル

押しも押されもせぬコーヒー大国

世界No.1のコーヒー生産国ブラジル。

その量は世界の総生産量のおよそ3割を占めています。

今からおよそ100年前にブラジルへ移住した日系人の苦労が、今のコーヒー大国を作り上げたことも知っておきたい史実です。

呼び方

一般的には「ブラジル」、もしくはブラジルの代表的な輸出港「サントス港」にちなんで「サントス」と呼ばれています。

「サントス No.2」など、格付けを表す等級と一緒に表記されることも。

栽培品種

アラビカ種/カネフォラ種ロブスタ(主にアラビカ種)

香味の特徴

非水洗式アラビカ

甘みを伴った、やわらかな苦味と適度な酸味

水洗式アラビカ

甘い香りとすっきりした酸味、爽やかな後味

ブラジルの代表的なコーヒー豆

ブラジル・サントス №2

ブラジル産の豆はサントス港から出荷されるためこの名がついています。

№2というのはブラジルの輸出規格による等級です。

とはいえこの規格は非常に厳しく、№1はありません。

つまり実際には№2が最高級品となります。

コーヒーらしい香ばしいバランスのよさが魅力です。

ブラジル・サントス№2の詳細
グレード コモディティコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

ブラジル・サントス・モジアナ

世界中から熱い支持を集めているブラジル生まれのコーヒーは、多くがサントス港から出荷されていることから、「サントス」の名がつけられます。

中でも良質で人気の高いモジアナ地区産のコーヒー豆は、強すぎず、やわらかすぎない適度な苦みと、あっさりとした香ばしさが魅力です。

ブラジル・サントス・モジアナの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フレンチロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

ブラジル・アリアンサ・RA

日系人が経営するアリアンサ農園は、世界シェア40%を有するコーヒー生豆精選。選別機械メーカーと手を組んで生産を行っています。

サンパウロ州モジアナ地区というコーヒー作りに適した気候と、管理の行き届いた設備を活用して、ブラジルらしいクリアなコーヒーを作っています。

ブラジル・アリアンサ・RAの詳細
グレード プレミアムコーヒー
適した焙煎度 中煎り~深煎り
(ハイロースト~フルシティーロースト)
香り
酸味
甘み
苦み
コク

味のバランスがよく、初心者にもおすすめ

ブラジルは広大な国土のため、気象・地理的条件が産地によって異なり、コーヒー豆のテイストが多様で、農園それぞれに個性があります。

全体的に酸味は他国より少なく、やわらかいものが多めです。

コロンビアの豆は、まろやかな甘みとしっかりしたコクが特徴といわれていますが、最近は甘い香りと良質の酸味を売りにするものが増えてきました。

高品質の豆であれば、どちらの豆もバランスがいいものが多いため、初心者が標準を知るためには適しています。

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おいしい珈琲 編集長 モリシゲ

味のことなんて気にせずに飲んでいたインスタントコーヒー。 それが職場に設置されたバリスタで淹れたコーヒーを飲んで一変。 「インスタントコーヒーなのにこんなに美味しくなるなんて!なぜ?」 そして50歳の誕生日に自腹で買ったバリスタ。 名前を「バリリン」とつけた。 このことがきっかけでコーヒーにハマることに・・・。

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