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コーヒーを味わう

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コーヒーの味わいは、立ち込める香りや舌の感覚だけでなく、温度やカップとの相性など、たくさんの要素が重なって生まれます。

コーヒーを舌や鼻だけ楽しむのはもったいない。

人間の五感を少しだけ意識して、隠れた味わいを感じ取ってみましょう。

そこでこの記事では、

をお伝えします。

 

初級者

コーヒーのおいしさを五感をフルに使って楽しむ

ここでは、おいしいコーヒーの基本となる味わいの要素をご紹介します。

コーヒーの味わい

味を表す基本的な種類には「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の5つがあります。

コーヒーの場合、代表的な味覚は「苦味」と「酸味」で、「苦味」と「酸味」のバランスによって、コーヒーの味わいを表現します。

苦味

苦味を特に強く感じることができるのは、深炒りのコーヒーや、カネフォラ種ロブスタのコーヒー豆。

もちろん抽出条件によっても苦味を引き出せる場合があります。

コーヒー豆に含まれるカフェインやクロロゲン酸、糖など様々な物質がこの苦味成分を形成していると考えられており、味に締まりや力を与え複雑な風味を生み出す重要な要素です。

一般に、口の中に残らないサッパリした「苦味」が良質とされます。

 

酸味

酸味を特に強く感じることができるのは、浅炒りのコーヒーや、アラビカ種のコーヒー豆。

もちろん抽出条件によっても酸味を引き出せる場合があります。

焙煎が進むと生豆の成分から有機酸がある程度の量生成され、酸味が生み出されると考えられています。

「すっぱい」とは言っても、明るさや華やかさのある果実のような「わずかな甘味」を伴った「酸味」は近年のスペシャルティコーヒーの浸透により、以前にも増して注目されています。

 

 

 

コーヒーの香り

コーヒーの味は「苦味」と「酸味」だけで完成するわけではありません。

実際にはもっと複雑で、五感(味覚、嗅覚、触覚、視覚、聴覚)が密接に絡み合い、影響を受けながら味が認識されます。

その中でも特に味覚に影響を与える「香り」には、感じとる3つのポイントがあります。

Point❶フレグランス

湯を注ぐ前のコーヒー粉の香りのことを「フレグランス」といいます。

最も香りを発する、挽きたての時に感じ取ってみましょう。

 

Point❷アロマ

抽出したコーヒー液から立ち込める香りを「アロマ」といいます。

挽いたコーヒーの粉に熱湯を注いだとき、その熱によって、コーヒー粉に含まれるいくつかの成分が液体から気体に変化し、コーヒーの香りを形成します。

 

Point❸フレーバー

コーヒーの抽出液を口に含んだ際、鼻に抜けるときに感じる香りと味わいを「フレーバー」といいます。

この3タイプの香りそれぞれがコーヒーの個性を表現する際のポイントになります。

良質な香り の表現には次のようなものがあります。

 

コーヒーの香りの例

  • 果実の香り(フルーティー)
    例)レモン、チェリー、オレンジなど
  • 草の香り(ハーバル)
  • 花の香り(フラワリー)
    例)ジャスミン、ハイビスカスなど
  • ナッツの香り(ナッティー)
    例)アーモンド、ピーナッツなど
  • 麦芽の香り(モルティー)
    例)大麦、とうもろこしなど
  • カラメルの香り(カラメリー)

生豆の中に存在する成分が、焙煎によって化学反応することで香気成分を放ちます。

 

 

コーヒーの舌触り

コーヒーを口に含んだ瞬間に感じる「舌触り(質感)」のことをマウスフィールと言います。

抽出したコーヒーの成分によっては「まろやかさ」「スムース感」「とろみや微粉が残る感じ」などの特徴を楽しめます。

カップの形状によっても感じ方は違ってくることも。

 

 

コーヒーを目や耳で楽しむ

コーヒー液の色合いは浅炒りの琥珀色から深炒りの濃いブラウンまで、焙煎度が増すに従って徐々に濃く変化していきます。

コーヒーの液体を眺めるだけでも、味わいを想像することができます。

また、抽出液の微粉の量や油脂分の量によってもコーヒーの質感には重厚感やクリア感が加わります。

他にも、コーヒーから立ち上がる湯気を見ることで体があたたまる気持ちになったり、ポトポトとコーヒーが抽出されていく音を聞くことで気持ちが落ち着いたり、お気に入りのカップや食器とのコーディネートを楽しんだりすることもコーヒーを楽しむ大切な時間の一部と言えるでしょう。

 

 

 

中級者

コーヒーに合うシュガー(砂糖)の選び方

kaboompics / Pixabay

ふだんなにげなく加えているシュガー(砂糖)ですが、種類によってはコーヒーの味を打ち消してしまうこともあります。

基本的に、シュガー(砂糖)自体の味に個性があるものはコーヒーに向いていません。

ここでは、コーヒーに合うシュガー(砂糖)と、合わないシュガー(砂糖)の種類を紹介します。

シュガー(砂糖)の役割

砂糖は人間が活動するためのエネルギー源である、ブドウ糖をたっぷり含んでいます。

疲れを感じたときに甘いものが欲しくなるのもこのためです。

ブラック派の人も、元気を回復したいときの一杯にはひとさじの砂糖を入れてみてはいかがでしょう。

 

 

コーヒーに合うシュガー(砂糖)

グラニュー糖

カフェなどのシュガーポットに入っていたり、スティックシュガーなどにも使われています。

さらさらとして扱いやすく、クセのないスッキリとした甘さは、コーヒー・紅茶にも良く合います。

 

角砂糖

純白なグラニュー糖などに濃厚糖液を加え、一定の角型に圧縮・乾燥させることにより作られます。

可愛らしい個包装のものや、ふぞろいな形のものなど、添えて絵になる角砂糖も増えています。

 

ダイエット甘味料

ステビアなどを原料として精製された人工甘味料です。

カロリーが抑えられている点で人気がありますが、中には味にクセのあるものもあります。

 

ガムシロップ

砂糖を水で煮詰めたもの。

水分で薄まっているので甘さを余り感じません。

アイスコーヒーなど、砂糖が溶けにくい冷たいメニューでよく使われます。

 

コーヒーシュガー

氷砂糖の一種でカラメル溶液を加えて茶褐色に着色した小粒の砂糖。

ゆるやかに溶けていくため、飲んでいるときに甘さが変化します。

 

ハチミツなど

コーヒーに合うのはシュガー(砂糖)だけではありません。

黒砂糖やハチミツなど、甘味料を工夫することで新しい味わいに出会えるかもしれません。

 

 

コーヒーに合わないシュガー(砂糖)

上白糖

しっとりとしていて溶けにくく、かたまりになりやすいので、基本的にはコーヒーには使用しません。

 

ブラウンシュガー

コクのある甘さがコーヒーの味をぼやけさせてしまうので、コーヒーには向いていません。

 

黒砂糖

砂糖自体の風味が強く、コーヒーの味を打ち消してしまうため、コーヒーには向いていません。

 

 

ホットコーヒーは、じゃまをしないグラニュー糖がベスト

コーヒーシュガーや角砂糖はコーヒーによく合いますが、溶けきるまでに甘さがわかりにくいので、微調整が難しいという難点があります。

もっとも相性がいいのはグラニュー糖です。

溶けやすく味もスッキリしているので、コーヒーの味や香りを損なわず、甘さをプラスしてくれます。

 

 

アイスコーヒーは、手作りのシュガーシロップがベスト

アイスコーヒーに甘味を加える場合、通常はガムシロップを使用すると思います。

ただ、ガムシロップには保存料や甘味料が入っていることが多いので、コーヒーの味が変わってしまいます。

水と砂糖だけの「シュガーシロップ」を手作りしてみてはいかがでしょうか。

手作りシュガーシロップの作り方

シュガーシロップの材料

  • 水:100cc
  • グラニュー糖:100g

step

鍋に水100ccを入れて加熱します。

step

沸騰したら、グラニュー糖を100gを加え、煮溶かします。

step

砂糖が完全に溶けたら完成です。

 

 

 

コーヒーに合うミルク(クリーム)の選び方

Pexels / Pixabay

シュガー(砂糖)とともにコーヒーに欠かせない名脇役、ミルクの種類をご紹介します。

カフェ・オ・レやカプチーノなど、コーヒーとミルクの相性の良さは誰もが認めるところ。

コーヒーの味わいを損なわず、美味しさを膨らませてくれるミルクは、コーヒーシーンの名脇役です。

様々な種類を使い分けられるようになれば、楽しさも一層広がります。

いろいろなミルク(クリーム)の特徴

液体クリーム

植物油に粘度を持たせて乳脂肪に近い状態にした植物性クリームや、新鮮な生クリーム(乳脂肪)から作った動物性クリームがあります。

植物性はあっさりとしてコーヒーの味に与える影響が小さいのでアメリカンなど軽めのコーヒーに、動物性はミルクの味わいが濃厚なので濃いめのコーヒーに合います。

 

粉末クリーム

生乳から分離したクリームの成分を均質化したのち粉末にしたもの。

マイルドな風味とコクを活かした味わいです。

 

コンデンスミルク

加糖練乳とも言い、ベトナム式コーヒーなどに使われます。

甘味が強いので、デザート感覚で楽しみたい時におすすめです。

 

牛乳

言わずと知れたベストパートナー。

カフェ・オ・レや、カプチーノをつくるのにかかせない存在です。

 

 

ミルク(クリーム)はコーヒーの濃さで使い分ける

【コーヒーの濃さとミルクの関係】

味の濃いコーヒー
動物性が合う
  • ❶Takanashi / フレッシュ30
    (動物性 / 30%)
  • ❷Takanashi / フレッシュ20
    (動物性 / 20%)
  • ❸森永 / コーヒーフレッシュ
    (動物性 / 20%)
  • ❹森永 / コーヒーマイルド
    (動物性 / 14%)
    (植物性 / 22%)
  • ❺Takanashi / カフェフレッシュ
    (植物性 / 25%)
  • ❻森永 / コーヒーホワイト
    (植物性 / 23%)
  • ポーションタイプ
    (植物性 / 20~25%)
味の薄いコーヒー
植物性が合う

味の濃いコーヒーに合うのは動物性、
味の薄いコーヒーには植物性のミルク

生クリームには、コーヒーの酸味をやわらげて口当たりをマイルドにする「コーヒー用クリーム」と、泡立ててアレンジコーヒーのトッピングやケーキなどに使う「ホイップ用クリーム」の2種類があります。

主な違いは動物性乳脂肪分の濃度。

10~30%程度のものがコーヒー用、30~48%のものはホイップ用に分類されます。

ほかに植物性脂肪を使い乳化剤などを添加したものがありますが、これは正確には「生クリーム」ではなく、「乳または乳製品を主要原料とする食品」のことです。

混同しやすいのですが、実はスーパーなどのコーヒーコーナーにあるクリームは植物性が圧倒的に多く、濃いコーヒーに合う動物性の「生クリーム」は乳製品のコーナーにひっそりあったり、売られていないことも多く、手に入りづらいと思います。

【コーヒーの濃さとミルクの関係】の表で紹介する大手2社のコーヒー用クリーム6つのうち、植物性のもの2つ(❺❻)は、スーパーなどにあるポーションタイプがそれほど成分は変わらないので代用できますが、動物性の「生クリーム」(❶❷)はコーヒー専門店やインターネト通販でないと発見できないかもしれません。

濃いめのコーヒーが好きなのにいつも植物性クリームを使っている方は、ぜひ動物性クリームを試してみてください。

味の違いに驚くと思いますよ。

 

 

カフェラッテ/カプチーノ/カフェ・オ・レの違い

27707 / Pixabay

いずれもコーヒーとミルクを組み合わせて作るドリンクメニューですが、厳密にはその作り方には違いがあります。

名前 材料
カフェ・ラッテ イタリア エスプレッソ
スチームドミルク
カプチーノ イタリア エスプレッソ
スチームドミルク
フォームドミルク
カフェ・オ・レ フランス ドリップコーヒー
ミルク

カフェ・ラッテ

カフェ・ラッテはエスプレッソにスチームドミルクを注いで作ります。

「ラッテ」はイタリア語で「ミルク」の意味。

イタリアの家庭では、家庭用のエスプレッソ抽出器具「マキネッタ」で淹れたコーヒーと温めたミルクを合わせて作るのが一般的ですが、昨今ではメニュー名として広く使われています。

 

 

カプチーノ

エスプレッソにスチームドミルクを注ぎ、フォームドミルクも適量加えます。

昨今はバリスタ競技会が盛んになり、カップは150〜180ccのサイズを使用されます。

きめ細かいクリームのようなミルクの質感、エスプレッソとの味わい、温度がバランスよく融合していることなどが理想のカプチーノとされています。

 

 

カフェ・オ・レ

カフェラッテ、カプチーノと混同しがちですが、カフェ・オ・レはペーパードリップやコーヒープレスなど、エスプレッソ以外の方法で抽出したコーヒーとミルクを、1対1で合わせたものです。

「レ」はフランス語で「ミルク」の意味。

18世紀後半以降、フランスの各家庭に朝搾り立ての牛乳が届けられるようになると、コーヒーとあわせて砂糖、ハチミツなども加え栄養価の高い、庶民の朝の食卓に欠かせない飲み物として定着しました。

 

 

スチームドミルクとフォームドミルクをつくる

カプチーノやカフェラッテに欠かせない「スチームドミルク」と「フォームドミルク」は家庭でも作ることができます。

スチームドミルクとフォームドミルクは鍋に牛乳を入れて火にかけ、60~70℃で攪拌して作ります。

70℃を超えると泡立たなくなるので、注意してください。

泡だて器で攪拌するのが面倒な方は、ミルクフォーマーがオススメです。

耐熱ガラスのカップとセットのタイプは電子レンジにも入れたれて便利です。

最近ではミルクをカップに入れたまま温めてフォーミングし、3Dラテアートなども作ることができる機器も販売されています。

 

 

コーヒーカップの選び方

Pexels / Pixabay

丁寧に淹れたコーヒーを、お気に入りのカップで飲むことは、コーヒーをよりおいしく味わうための要素の一つ。

コーヒーの種類や味に合わせてカップを選べば、よりおいしさが増すはずです。

コーヒーカップのタイプと大きさ

どんなカップを使ってもコーヒーの味は同じ、というわけではありません。

デザインによって雰囲気も変わりますし、厚みが違えば保たれる温度も口当たりも変わってきます。

カップはコーヒーの味わいにも大きく影響するのです。

ここでは、代表的なカップをいくつかご紹介します。

スタンダード

主にホットのレギュラーコーヒーを飲むときに用いられる、一般的なコーヒーカップのサイズ。

容量は120~150cc程度が主流です。

とって付きのカップにソーサー(受け皿)があるのが一般的なスタイルで、カフェや喫茶店で多く使用されるサイズです。

 

マグカップ

マグカップは、様々な大きさがありますが、容量はスタンダードの約1.5~2倍程度です。

基本的にソーサーは付属していません。

マグカップは、ビアマグや水差しから派生したとされ、コーヒーをカジュアルに楽しみたい時に、たっぷりの量を飲むことができます。

 

デミタス(デミカップ)

エスプレッソ用のカップです。

フランス語でデミは「半分」タスは「カップ」の意味。

エスプレッソは1杯が30~40cc程度しかないので、通常のコーヒーカップに比べて容量は70~80cc程度と約半分の大きさしかありません。

丸みがある逆三角形で、ボディに厚みがあると冷めにくく理想的です。

 

カフェ・オ・レ ボウル

カフェ・オ・レ専用の食器です。

カフェ・オ・レ用のカップとして使用される「bol」(フランス語でお椀)の意味。

通常のコーヒーカップと比べて容量はかなり大きく、全体に丸い形状でとってはありません。

主にホットのカフェ・オ・レに使用されます。

 

カプチーノカップ

カプチーノカップの容量は150〜180ccとされています。

このカップにエスプレッソを注ぎ、スチームドミルクを注ぐことで、カップの縁いっぱいのカプチーノが出来上がります。

形状は様々ですが、寸胴タイプの形状ではなく、底に丸みがあり、厚みのあるものが一般的です。

 

耐熱カップ

ガラス製ですが熱に強いので、アイスコーヒーだけでなく、ホットのドリンクにも使用できるのが特徴です。

横から見ると層ができるようなきれいなアレンジコーヒーにオススメです。

 

 

 

コーヒーカップの素材

カップの素材が違えば口当たりも変わってきます。

カップの素材には、陶器や磁器、ガラス、ホーロー、ステンレスなどがありますが、実際に多く使われているのは、陶器と磁器です。

陶器のカップは、器自体に少し厚みがあるので、雰囲気に暖かみがあります。

和風イメージが強いデザインなら、和菓子を添えたコーヒータイムなどにも合いそうです。

一方、磁器のカップは陶器に比べ丈夫で、透き通るような白さと滑らかさが特徴。

特にブラックコーヒーを淹れたとき、コーヒーとカップの色合いにメリハリがつきます。

優雅なもの、繊細なもの、シャープな印象のものなどデザインもさまざまですので、シーンに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

レギュラーコーヒーの味わいによるカップの選び方

同じレギュラーコーヒーを飲むとしても、飲むカップの形によって微妙に味が違ってきます。

よく見かけるカップの形が、「縁が広がっているタイプ」と「縁がまっすぐなタイプ」です。

縁が広がっているカップでコーヒーを飲むと、すぐに口の中にコーヒーが広がるため、まず、舌の左右にある酸味を感じる部分を刺激します。

一方、縁がまっすぐなカップでコーヒーを飲むと、コーヒーが一気に舌の奥に届くため、苦みを比較的強く感じます

また、カップの厚みは、口当たりに関係してきます。

縁の薄いカップは、口に当たる感覚が繊細なので、軽やかな味わいを感じやすくなります。

縁が厚いカップは、口にしっかり当たるため、くっきりとした味わいを感じやすくなります。

口当たりが軽やかなコーヒーには

縁が広がらず、薄いカップ
がオススメです。

口当たりがよく、苦みもキャッチできるので、アメリカンタイプなどのやや軽めのコーヒーをしっかり楽しみたいときに向いています。

 

酸味のあるアメリカンタイプには

縁が広がって薄いカップ
がオススメです。

クリーンな味わいが楽しめます。

焙煎度合いが浅めの豆で淹れた酸味系のコーヒーを、すっきりキレよく楽しみたいときに向いています。

 

 

コク・苦みのあるレギュラーコーヒーには

縁が広がらず厚みのあるカップ
がオススメです。

まろやかなコクが楽しめるので、レギュラーコーヒーすべてに合いますが、特にマンデリンなどの苦みに特徴のあるコーヒーに向いています。

 

上品な酸味のレギュラーコーヒーには

縁が広がって厚みのあるカップ
がオススメです。

酸味が好きな方向けです。

キレがあり、かつ、しっかりコクが楽しめるので、中南米系のスペシャルティコーヒーなど酸味に特徴があるものに向いています。

 

 

 

上級者

コーヒー振舞うとき、振舞われるときのマナー

magicake / Pixabay

コーヒーのマナーには、これといった決まりはありませんが、美味しさを演出するためにも、コーヒーを味わう際、またおもてなしの際に、どんなことに気を配れば良いかご紹介します。

コーヒーカップのハンドルは右と左、どちらが正しい?

コーヒーカップのハンドル(取っ手)は「右向き/左向き」のどちらを向けて提供するのが正しいのでしょうか。

実際には、それぞれの国によって考え方も異なるため、一概にどちらの向きが正しい/間違っている、ということはありません。

テーブルマナーでは右側が一般的

テーブルマナーの世界では、主として右利きを前提に食器、ナイフ、フォーク、スプーン、グラスなどがセットされます。

コーヒーカップも同様に、飲む人が右手でカップを口元へ運べるよう、ハンドルは右側にセットされるのが一般的で、デパートの洋食器売り場のカップ&ソーサーもハンドルを右にして並べられています。

また、カップのボディーや内側に模様が施されている場合は、その模様がカップの正面となり、飲む人と向き合うようにセットされます。

この場合、ハンドルが左側になるカップもあります。

 

 

 

コーヒースプーンの位置

スプーンの位置は、飲む人がスプーンの柄を右手で取れるようにセットします。

日本ではカップの手前にスプーンをセットするスタイルが主流ですが、欧米ではカップの後ろ側にセットされていることがあります。

また、カップの右サイドにセットされる場合もあります。

スプーンを使わない時や使った後は、カップの後ろ側に置きましょう。

左:欧米で主流(奥にスプーン)右:日本で主流(手前にスプーン)

 

 

コーヒーでもてなす気持ちを大切に

コーヒーには絶対的なルールがある訳ではありませんが、迷ったときは、おもてなしの気持ちが相手に伝わる形を自分なりに見つけてみましょう。

型通りの手順を覚えること以上に大切なことは、自分の頭で考え、相手を思いやる姿勢です。

例えば、先に述べた、ハンドルやスプーンの向きも、どちらも飲む人を右利きとした場合のマナーですから、提供する側が飲む人の利き手に合わせ出し方を変化させることで、さらに心のこもったおもてなしができます。

 

 

コーヒーをもてなされたときの作法

コーヒーでおもてなしを受ける際に、覚えておきたいたしなみとして、以下のような喫茶作法があります。

美しい所作でエレガントにコーヒーを味わいましょう。

  • スプーンをカチャカチャさせない
  • スプーンでカップの縁を叩かない
  • スプーンでコーヒーをすすらない
  • スプーンをカップに入れっ放しにしない
  • カップは必ずソーサーに戻す
  • 音をたてて飲まない
  • きれいに飲食を行う(ケーキは左端から)
  • もてなした側が片付けやすいように食器を置く
  • 立食パーティーではカップ&ソーサーのスタイルで

 

 

コーヒーと食べ物の組み合わせ

RitaE / Pixabay

一緒に食べ合わせることでコーヒーの味わいを何倍も豊かにしてくれる食べものの数々。

ご自宅でも楽しめる、相性の良い組み合わせを探してみましょう。

コーヒーのフードペアリング

みなさんが朝食やおやつ、食後に飲むのはいつも同じコーヒーですか?

実は、コーヒーを食事に合わせて選んだり、逆にコーヒーに合わせて食事を考えたりすることでさらにおいしい相乗効果が生まれることがあります。

コーヒーにぴったりの食べ物を探す「フードペアリング」。

コーヒーと食べものを上手に組み合わせることで味わいが何倍にも豊かになる「コーヒーのフードペアリング」のコツをいくつかご紹介します。

 

 

基本はコーヒーと食べ物、互いの共通点を見つけること

コーヒーにどんなフードが合うのか考えるときの基本は、コーヒーと食べ物の共通点を見つけ出すこと。

それぞれ似ている味や風味のものを合わせることで、フードペアリングが成功しやすくなります。

例えば、味わいの質や濃淡などの共通点は、最も分かりやすい組み合わせ例です。

ここでは、浅炒りと深炒りのコーヒーペアリングに挑戦してみましょう。

軽い味わいどうしのクラッカーとライトなコーヒーは、共通した「軽い味わい」がお互いの長所を消し合わず、隠れた持ち味を引き出すので相性がよく感じられます。

また、濃厚な味わいどうしのダークチョコレートとストロングコーヒーは、ダークチョコレートの濃厚な甘苦さはコーヒーのコクや苦味と同調し、お互いの強い特徴の中に隠されていた第2、第3の風味を引き出してくれます。

逆に、対照的な味どうしでは、それぞれの特徴を消し合ってしまいます。

ただし、クラッカーにクリームやチョコレートを乗せるなどの工夫次第では、ペアリングが成立する場合もあります。

ここで、いくつかコーヒーとフードの組み合わせをご紹介します。

味わいの質や濃淡の共通点の他にも香りや風味の特徴、例えばコーヒーからナッツやフルーツの風味を感じ取ったら、その食材を使った食べ物をあわせてみるのも成功しやすいコーヒーペアリングです。

コーヒーと食べ物、濃淡の組み合わせ事例

コーヒーメニュー ブレッド スイーツ
・アメリカンコーヒー
・ストレートコーヒー
トースト
バゲット
ベーグル
フルーツケーキ
ゼリー
ヨーグルト
・ブレンドコーヒー
・カフェ・オ・レ
デニッシュ系
サンドイッチ
クロワッサン
ナン
チーズケーキ
マドレーヌ
クッキー
ワッフル
・カプチーノ
・カフェラッテ
総菜パン
ワッフル
カステラ
マフィン
クリーム系
スイートポテト
ミルフィーユ
シュークリーム
・エスプレッソ
・カフェモカ
・アレンジコーヒー
菓子パン
あんぱん
ピザ
羊羹(和菓子)
チョコレート
カヌレ
チョコ系ケーキ

 

 

コーヒーと食べ物は互いを補うものを合わせる

酸味の強いコーヒーに甘さや苦さを加えるなど、「ボディ感を補う」組み合わせは、味に奥行きを与えます。

例えば、「深めに焙煎したモカ」と「桜餅」の組み合わせは、モカを深めに焙煎することで、独特なスパイシーさがモカならではの甘苦さに繋がり、サクラの葉っぱの塩漬けの風味と非常に良く合います。

このような組み合わせを見つけるのは、似たものを探すよりも難易度が高いといえます。

 

 

人間の条件反射・錯覚を利用する

梅干しを食べた後にお茶を飲むとお茶が甘く感じた、なんて経験はありませんか。

「強い渋みを感じた後は甘みを数倍に感じてしまう」「少量の塩分は甘いと認識してしまう」等々の反射・錯覚を利用したペアリングの方法もあります。

例えば、「中炒りのキリマンジァロ」に「オレンジの輪切りが乗ったパウンドケーキ」を組み合わせると、オレンジの皮の渋みがコーヒーに潜んだやわらかい甘味を引きだしてくれます。

 

 

アレンジで楽しむコーヒーの味わい

TerriC / Pixabay

「いつもレギュラーコーヒーでは物足りない。」

「おしゃれなカフェで飲むようなアレンジコーヒー自分で作ってみたい。」

そんな方のためにホットコーヒーとアイスコーヒーをベースにしたアレンジコーヒーのレシピを下記の記事で紹介しています。

また、コーヒーペアリングをヒントに、様々な材料を組み合わせたオリジナルのアレンジコーヒーの作ってみてはいかがですか。

コーヒー本来の風味を生かしてチョコレートやクリーム、スパイス、アルコールなどの材料を組み合わせて。

暑い季節、夏に飲みたくなるアイスコーヒーのアレンジレシピ13

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ホットコーヒーベースのアレンジレシピは現在編集中です。

もうしばらくお待ちくださいm(_ _)m。

 

 

まとめ

自分好みのおいしいコーヒーは、+αすることで、さらに美味しく、そして楽しくなります。

シュガーやミルクの組み合わせを考えたり、コーヒーカップにこだわってみたりと。

そして、大切な誰かにコーヒーを振舞うことで、至福のひと時を迎えることができるでしょう。

 

 

 

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おいしい珈琲 編集長 モリシゲ

味のことなんて気にせずに飲んでいたインスタントコーヒー。 それが職場に設置されたバリスタで淹れたコーヒーを飲んで一変。 「インスタントコーヒーなのにこんなに美味しくなるなんて!なぜ?」 そして50歳の誕生日に自腹で買ったバリスタ。 名前を「バリリン」とつけた。 このことがきっかけでコーヒーにハマることに・・・。

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